日本浴協会の理念

浴の力で、心身の健康と幸せを追求する

 は、昭和初期から伝わる自然入浴法です。その起源は諸説ありますが日本では古くから、水垢離(みずごり)と呼ばれる禊の文化があり、冷水浴は健康増進や精神鍛錬のために用いられてきました。また、江戸時代の銭湯では、熱い風呂と水風呂を交互に入る「湯上がり水風呂」が習慣化していました。近年、サウナブームと共にが注目されセルフケアや美容に効果的な入浴法として注目されています。高温のお湯で温まった身体を水風呂で冷やすことを繰り返すことで、自律神経のバランスを整え、疲労回復やストレス解消などの効果が期待できます。日本浴協会は、温冷浴の知識と入浴法を広めることで、人々の心身の健康と幸福に貢献することを目的としています。

協会の理念は以下の三つの柱から成り立っています。

一、浴の情報発信

温冷浴が体験できる入浴施設の公布、温冷浴を通じた催し、催事などの情報を発信していきます。

二、効果的な浴の実践方法の普及

入浴施設やその水質と効能に合わせた、効果的な温冷浴の実践方法を紹介します。

三、浴文化の創造

温冷浴を生活習慣に取り入れることで、心身ともに健康で幸せな生活を送る文化を創造します。

協会は、以下の活動を通じて温冷浴の普及を目指します。

  • 温冷浴の普及と入浴施設・文化の保全を目的とした活動

  • 温冷浴に関するコンテンツのメディア発信や印刷物の発行

  • 温冷浴伝道師を増やし、日本文化の温冷浴としてその魅力を世界に広める

一般社団法人日本浴協会は、浴を提唱し、浴が人々の健康と幸福に貢献することを目指しています

法人概要

名称 一般社団法人日本温冷浴協会

代表理事 大久保 善正

所在地 〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町1丁目9番7号

事業内容

当法人は温冷浴を担う浴場による自律的で創造的な活動を推進、支援することにより、社会における温冷浴の啓蒙と発展に寄与することを目的とする。

当法人は、前項の目的を達成するため次の事業を行う。

(1) 温冷浴の普及啓蒙活動 
(2) 温冷浴を行う浴場の支援及び能力開発事業
(3) 温冷浴及びそれに関する提言事業
(4) 民間公益組織関係者の福利厚生事業
(5) その他当法人の目的を達成するために必要な事業

設立 2024(令和6)年2月6日